厚生労働省は、今年度に続き来年度も公的年金の支給額の伸びを物価や賃金が上昇した場合でも抑える制度である、マクロ経済スライドを2年連続で発動するつもりでいるらしい。
マクロ経済スライドとは
2004年に導入された制度で、年金の被保険者(加入者)の減少や平均寿命の延び、更に社会の経済状況を考慮して年金の給付金額をカットする制度のことを言います。
少子高齢化社会の到来による被保険者(加入者)の減少や平均寿命の延びなどなど、年金制度自体が前提とするマクロ経済の状態が大きく変わり、年金の財源問題などがでてきた。こうしたことから、年金給付額にマクロ経済全体の変化を反映させ自動的に調整させる機能を持つ制度が導入された。この制度や物価スライド制度は公的年金に適用されるもので、一般的に私的年金と呼ばれるものには適用されない。また国民年金であっても、付加年金や死亡一時金には適用されない。
超分かりやすく言いますと、世間では好景気で賃金や物価が上昇しても、年金暮らしの人にはそんな徳はさせませんよと言う都合の良い制度です。
※将来の年金給付額を安定させるためと言う、錦の御旗を前面に押し出して綺麗ごとを抜かしてますがね。
2020年度マクロ経済スライドは実行されるのか
結論から言いますと、マクロ経済スライドが2020年にも実行されるのは濃厚です。
私が思うに、年金制度が破綻することは政府が不要となりますので絶対に年金制度を維持するでしょうけど、現状は物凄く台所事情がヤバいのだと思ってます。
要するに、国は人生100年時代だとか高齢者雇用の促進や1億総活躍社会なんてスローガンで国民に訴えかけてますが、手前の人生はテメエで守れと言い始めたということです。
今、各自がやることは嘘やマヤカシだらけの政府や国を当てにしないで、まずは節約をして支出を極力抑えるのと同時に持っている資産や少ない投資で資産を増やして将来に備えることだと思います。
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