退職前の心得その1:我慢と努力
めでたく希望の会社に入社出来たのは良かったのですが、聞くと見るとでは大違い。
自分が想像していた仕事とは内容が違う!社内や部内、課内の雰囲気がメチャ良くない!人間関係がとても悪い!社内イジメにあってもう我慢の限界!こんな給料じゃやってられない!仕事の内容が自分に向いてない!
などなど会社を辞めたいと思う理由や実際に辞めてしまう理由と言うのは人それぞれ違うものです。
一日でも早くこんな会社からおさらばしたい!
しかし、少し冷静になって考えてください。
入社するときには少なからず、苦労と努力をして入った会社。辞めるのは簡単なことですが、もう少し我慢をして「石の上にも3年」ということわざがあるように少なくとも3年は頑張ってみて、それでも考えが変わらなければ、そこから退職のための準備を始めても私は遅くはないと思います。
我慢や努力したことで、次に向かう(転職する)ために自分なりの理由付けと転職する目的が出来ます。
ただイヤだから、辛いからスグに辞めてしまうのでは進歩がありませんしね。
ですから、辞めたいと思っても一度頑張ってこらえて笑顔で踏ん張ってみましょう。
そして、今辞めて自分にとって損か得かを冷静に考えてみて、その後は粛々と退職の準備を進めちゃいましょう。一旦会社を辞めると決めれば、会社の都合なんて後回し、自分の都合で辞めましょう。
私の友人がやはり会社に不満があって、私に私の会社に転職できるように取り計らってくれないかと相談してきました。(そのときの私は人事部で採用を任されていました。)
しかしそのときも私は彼に上と同じようなことを言って転職を引き止めました。
もう十年以上前の話ですが、いまでも彼は同じ会社で働いていますし、あの時以降会社を辞めようとは思わないそうです。
もし会社を辞める場合には、次に行く会社(転職先)をしっかりと決めてから退職届を出するようにした方が得策です。
そうでないと、退職後経済的にかなり厳しいです。
退職の心得PARTⅡに続く
コメント