転職前の心得その1:計画を立てよう
ステップ・アップのため、あるいは起業で独立されるなど前向きに転職をされるのですから、十分計画を立てて上手に転職をしましょう。
前向きな退職とは言え、自分の意思で会社を辞めるのですから、自己都合の退職となります。
自己都合で退職する場合には、自分の考えで退職することを決めることができるため、ある程度退職する日などを自分自身で計画することが出来ます。
ですから、転職を思いたったら退職するまでにしっかりと準備をするようにしましょう。
転職前の心得その2・有利な時期に転職しよう
自発的に退職するのですから、事務引継ぎなどの関係もありますが、ある程度退職の日程を選択することが出来ますので、自分にとって有利な時期を選んで退職しましょう。(会社の規定等に準じてください)
有利な退職時期の例
①賞与を貰った直後
会社の規定で決まっている賞与支給の算定期間まで会社に在籍したとしても、支給される日の前に退職した場合、賞与は支払われないことになってます。(会社によって、扱いに違いがありますのでご自分で確認してください)
ですから、退職するのであれば当然賞与の支給後にしましょう。
貰う物は貰ってから辞めましょうということです。
②退職金の貰える時期
退職金の支給される基準や取り決めは会社によって違いますが、一般的には、「退職金算定の基礎額×勤続年数別支給率×退職事由別の乗率数」により算出されることが多いです。
このうち、基本給は変えることは出来ませんが、退職理由別の係数は、自己都合で退職する場合会社都合に比べて、5~3割少ないことが多いですが、勤続年数は長くなるにしたがい高くなることがあります。
ですから退職しようとする日が、係数の変わり目(勤続年数)に近いときは、退職日を少し伸ばすように努力をしてみましょう。
(あくまで一般的なことですので、実際にはご自分の会社の規定等を確認してください)
そのほかにも退職日に関して退職前の準備でも説明していますので、参考にしてみてください。
転職前の心得その3・意思表示の仕方有利な退職時期の例
「立つ鳥後を濁さず」といいますが、いざ退職日も決め会社に自分の退職意思を伝える時ほど、緊張するときはありません。
今までお世話になってきた先輩や上司にいついつで辞めますと伝えるのは正直つらいです。
もし強い慰留をされたらどうしよう、思い通りに辞めさせてもらえなかったらどうしよう、など不安も多いですが、ここは前向きに転職を考え、明るい明日に向かうためにしっかりと退職の意思表示をしましょう。
上司にどのように言い出すか、という問題がありますが、つい言い出せなくて時間ばかりが浪費してしまうことになりかねません。
そんなときは、ほんの少し勇気を出して午前中か昼休み時に直属の上司に直接会って(メールなどは論外ですからね)口頭で伝えて、辞表を提出するべきです。(管理人はこうしました)
そして、退職の意思表示も済んだら退職届を出さなければなりません。
退職の理由については、「一身上の都合により」といった抽象的な言い回しでよいのですが、退職する日に関しては「何月何日をもって」と具体的に明記することが重要です。
具体的にいつ退職するのか不明確だと会社としても、退職自体があいまいなのでは?と受け取られかねないからです。
退職届の見本は、当サイトの退職に伴う手続きで見られますので、参考にしてみてください。
次の会社が決まっている場合や、まったく新たに就職先を探す場合よっても違いはありますし、また会社にもよりますが、普通は退職したい日の
一ヶ月以上前に退職の意思表示をする必要があります。
(これも一般的なことですのでご自分の会社の規定等に準じて下さい)
※全て管理人のあくまで私的な考えですのでご注意ください
次に退職前の実務的な準備について説明いたします
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