年金手帳(ねんきんてちょう)とは、日本において公的年金制度の加入者に対して交付される、年金に関する情報が記載された手帳である。国民年金および厚生年金制度の運営責任は国にあるため、年金手帳の発行名義人は日本国政府(厚生労働大臣)の名義で発行される。

なお、加入している公的年金制度(2階部分)が公務員等の共済組合や、日本私立学校振興・共済事業団が運営する共済のみの者には交付はなく、基礎年金番号制度が始まった1997年(平成9年)以降「基礎年金番号通知書」が交付されるだけである。

※平成30年3月5日以降は個人番号(マイナンバー)で公的年金の手続きが可能になったため、基礎年金番号の記載のある年金手帳は原則不要となっている。

厚生年金と基礎年金番号