50代からNISAを始めようとすると、「SBI証券と楽天証券ならどちらがいい?」
「初心者にはどちらが使いやすい?」「ポイントや手数料ではどちらがお得?」と迷う人も多いでしょう。
SBI証券と楽天証券は、どちらもNISAで投資信託・国内株式・外国株式などを幅広く扱う大手ネット証券です。
結論からいうと、
商品やポイントの選択肢を幅広く持ちたいならSBI証券
楽天カード・楽天ポイントを普段から利用しているなら楽天証券
が選びやすいでしょう。
ただし、50代ではポイント還元率だけで決めるのではなく、
- 何を積み立てたいか
- どのクレジットカードを利用しているか
- 投資経験
- サポートの使いやすさ
- 今後10年以上使えるか
まで比較することが重要です。
この記事では、SBI証券と楽天証券をNISA、手数料、クレカ積立、ポイント、商品、サポートなどから比較し、50代ならどちらを選ぶべきか分かりやすく解説します。
※2026年8月時点の公式情報をもとにしています。手数料・ポイント制度・取扱商品などは変更される場合がありますので、口座開設前に各社公式サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがあります。
SBI証券と楽天証券を比較
まずは主な違いを確認しましょう。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| NISA対応 | ○ | ○ |
| 投資信託 | 非常に豊富 | 非常に豊富 |
| 国内株式 | ○ | ○ |
| 米国株式 | ○ | ○ |
| NISA対象取引手数料 | 多くが0円 | 多くが0円 |
| クレカ積立 | ○ | ○ |
| 主なポイント | Vポイントなど | 楽天ポイント |
| ポイント投資 | ○ | ○ |
| 電話サポート | ○ | ○ |
| 向いている人 | 選択肢を重視 | 楽天ユーザー |
両社とも基本サービスはかなり充実しています。
そのため、「どちらのサービス圏を普段使っているか」が大きな判断材料になります。
結論|50代ならSBI証券と楽天証券どちら?
簡単に分けるなら次のようになります。
- SBI証券がおすすめな人
- 楽天証券がおすすめな人
- SBI証券
- 楽天証券
- SBI証券のクレカ積立
- 楽天証券のクレカ積立
- SBI証券
- 楽天証券
- SBI証券のサポート
- 楽天証券のサポート
- 1.商品ラインアップが豊富
- 2.ポイントの選択肢がある
- 3.クレカ積立が充実
- 1.楽天ポイントとの相性がいい
- 2.楽天カード積立が分かりやすい
- 3.楽天経済圏を利用できる
- 投資商品の選択肢を重視
- 楽天ポイントを重視
- Vポイントを利用
- 楽天カードを利用
- 三井住友カードを利用
- 少額から始めたい
- NISAで投資信託中心
- 将来、株式投資にも挑戦
- Q.結局、50代ならどちらがおすすめ?
- Q.NISAの手数料が安いのはどちら?
- Q.初心者なら楽天証券の方がいい?
- Q.ポイント還元が高い方を選べばいい?
- Q.50代からNISAでは遅くない?
SBI証券がおすすめな人
- 商品の選択肢を重視したい
- 三井住友カードを使っている
- Vポイントを利用している
- 将来、日本株や米国株にも投資したい
- 一つの証券会社で幅広く運用したい
楽天証券がおすすめな人
- 楽天カードを使っている
- 楽天市場をよく利用する
- 楽天ポイントを貯めている
- 楽天ポイントを投資に使いたい
- 楽天経済圏のサービスをまとめたい
50代で初めてNISAを始める場合、
今利用しているカード・ポイントに合わせて選ぶ
のが分かりやすい方法です。
比較1|NISAの手数料
まず重要なのが手数料です。
SBI証券
SBI証券ではNISAで、
- 投資信託
- 国内株式
- 米国株式・海外ETF
について、対象となる取引手数料を0円としています。
一部の商品や取引方法には条件があります。
楽天証券
楽天証券でもNISAでは、
- 国内株式
- 米国株式
- 海外ETF
- 投資信託
などで売買手数料無料のサービスを提供しています。
したがって、NISAの基本的な取引手数料だけを見ると、SBI証券と楽天証券の差はそれほど大きくありません。
ただし投資信託には、別途信託報酬などのコストがあります。
証券会社の売買手数料だけではなく、実際に購入する商品のコストも確認しましょう。
比較2|投資信託の品ぞろえ
50代からNISAを始めるなら、投資信託の積立を検討する人も多いでしょう。
SBI証券は投資信託のラインアップが非常に豊富で、低コストインデックスファンドからアクティブファンドまで幅広く扱っています。SBI証券自身もNISAと相性のよい豊富な投資信託ラインアップを特徴として挙げています。
楽天証券でも、つみたて投資枠・成長投資枠に対応した多数の投資信託を取り扱っています。公式情報では2025年2月28日時点で、
- つみたて投資枠:251本
- 成長投資枠:1,324本
を扱っていました。
ただし、取扱本数は随時変わります。
50代のNISA初心者の場合、「何本あるか」より「購入したい商品を扱っているか」を重視した方がよいでしょう。
比較3|クレカ積立
NISAで毎月積み立てるなら、クレジットカード積立も重要な比較ポイントです。
SBI証券のクレカ積立
SBI証券では対象クレジットカードを登録することで、投資信託を自動積立できます。
2026年5月時点の公式案内では、対象カード・年間カード利用額などの条件に応じてポイントが付与されます。
対象カードの条件によって最大4%、さらに一定サービスの条件を満たすことで最大2%の上乗せが案内されています。
ただし、
「最大6%だから誰でも6%もらえる」
という意味ではありません。
カードの種類や年間利用額など条件を確認する必要があります。
楽天証券のクレカ積立
楽天証券では楽天カードによる投信積立ができます。
2026年8月20日更新の公式情報では、楽天カードの種類や投資信託の代行手数料によって、
0.5%~2%
の楽天ポイントが付与されます。
通常の楽天カードで低コストファンドを積み立てる場合と、楽天ブラックカードを利用する場合では還元率が異なります。
楽天カードを普段から使っている人なら、仕組みを理解しやすいでしょう。
比較4|ポイントサービス
SBI証券と楽天証券の大きな違いがポイントです。
SBI証券
SBI証券では、Vポイントなどを1ポイント=1円分として投資信託等の購入に利用できます。
また、
投信マイレージ
というサービスがあり、対象投資信託の保有残高などに応じてポイントが付与されます。
三井住友カードやVポイントを普段利用している人には相性がよいでしょう。
楽天証券
楽天証券では楽天ポイントを、
- 投資信託
- 国内株式
- 米国株式
などの購入に利用できます。
さらに対象ファンドの残高や投信積立でもポイントを獲得でき、ポイント投資は楽天市場のSPU対象にもなります。
普段から、楽天市場・楽天カード・楽天ポイントを利用している人なら、楽天証券の方がサービスをまとめやすいでしょう。
比較5|少額投資のしやすさ

50代で初めて投資する場合、「最初から月5万円、10万円は不安」という人もいるでしょう。
SBI証券のクレカ積立では100円から積立を始められます。
楽天証券も投信積立を100円から設定できます。
したがって、少額から始めやすい点では両社とも優秀です。
50代だからといって、最初からNISA枠を使い切る必要はありません。
例えば、
月5,000円
月1万円
月3万円
など、無理のない金額から始める方法もあります。
比較6|サポート体制
50代でネット証券を選ぶなら、私はポイント以上にサポートを確認することをおすすめします。
SBI証券のサポート
SBI証券にはNISA専用ダイヤルがあり、平日に問い合わせできます。
また、NISA・投資信託については土日の専用問い合わせ窓口も設けられています。
ネット操作に不安がある場合でも、電話で問い合わせることができます。
楽天証券のサポート
楽天証券にもNISA専用電話窓口があります。
2026年8月時点では、
- 平日8:30~17:00
- 土日9:00~17:00
にNISA関連の問い合わせを受け付けています。
さらにAIチャットは24時間365日、オペレーターチャットも平日夜間や土日にNISA・投資信託について対応しています。
サポート手段の多さという点では楽天証券も充実しています。
SBI証券のメリット

ここからは50代目線で整理します。
1.商品ラインアップが豊富
投資信託だけではなく、
- 日本株
- 米国株
- 海外ETF
など幅広い商品を扱っています。
最初は投資信託だけでも、数年後に投資の幅を広げることができます。
2.ポイントの選択肢がある
Vポイントなどを利用できます。
三井住友カードを利用している人なら、普段のカード利用と投資をまとめやすくなります。
3.クレカ積立が充実
対象カード・利用条件によっては高いポイント還元を受けられる可能性があります。
ただし最大還元率だけで判断せず、自分のカードで実際に何%になるか確認しましょう。
SBI証券の注意点
SBI証券はサービスが豊富な反面、
投資初心者には選択肢が多すぎると感じる可能性があります。
カードの種類、ポイント設定、投資商品など選択肢が多いため、「できるだけシンプルに始めたい」という人には少し複雑に感じるかもしれません。
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SBI証券楽天証券のメリット

1.楽天ポイントとの相性がいい
楽天証券最大のメリットの一つです。
普段から楽天ポイントを利用している人なら、ポイントを貯める→投資するという流れを作りやすくなります。
2.楽天カード積立が分かりやすい
楽天カードを持っていれば、投信積立にそのまま利用できます。
すでに楽天カードをメインカードとして利用している50代には分かりやすいでしょう。
3.楽天経済圏を利用できる
楽天市場などを利用する人なら、ポイント投資によるSPUなど、楽天グループ内でのメリットがあります。
楽天証券の注意点
楽天証券のポイント面でのメリットは、楽天サービスを利用している人ほど大きくなります。
逆に、
楽天市場をほとんど使わない
楽天カードを持っていない
楽天ポイントを使わない
という人なら、楽天証券の強みを十分活かせない可能性があります。
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楽天証券
50代ならポイントだけで選ばない方がいい
SBI証券と楽天証券を比較すると、「どちらのポイント還元率が高いか」に注目しがちです。
しかし50代の場合、NISAを10年、20年と利用する可能性があります。
仮にポイントの差が年間数千円あっても、
- 投資商品の信託報酬
- 資産配分
- 投資金額
- 運用期間
- 市場の値動き
などによる影響の方が大きくなる可能性があります。
したがって、証券会社選び=ポイント競争と考えないことが重要です。
50代の初心者にはどちらが使いやすい?

どちらも初心者が利用できます。
ただし、使いやすさは人によります。
SBI証券
選択肢が豊富なので、
「今後いろいろな投資をしてみたい」
人に向いています。
楽天証券
楽天サービスとの連携が分かりやすいため、
「普段から楽天を使っている」
人には使いやすいでしょう。
50代で初めてNISAを利用するなら、
今使っているクレジットカードとポイント
を基準に選ぶ方法がシンプルです。
三井住友カード利用者ならSBI証券
すでに三井住友カードをメインカードとして利用しているなら、SBI証券を優先して比較する価値があります。
クレカ積立とVポイントを組み合わせやすいためです。
特に、
- 三井住友カード
- Olive
- Vポイント
を日常的に利用しているなら、SBI証券との相性がよいでしょう。
楽天カード利用者なら楽天証券
楽天カードをすでに利用しているなら、楽天証券は非常に分かりやすい組み合わせです。
楽天カード
↓
楽天証券で投信積立
↓
楽天ポイント獲得
↓
楽天ポイントを投資または買い物に利用
という流れを作れます。
「新しいポイントサービスを覚えたくない」
という50代にも適しています。
SBI証券と楽天証券を目的別に比較

投資商品の選択肢を重視
SBI証券
楽天ポイントを重視
楽天証券
Vポイントを利用
SBI証券
楽天カードを利用
楽天証券
三井住友カードを利用
SBI証券
少額から始めたい
どちらでも可能
NISAで投資信託中心
どちらも候補
将来、株式投資にも挑戦
どちらも候補
このように考えると、
基本サービスの差より、自分の生活との相性
が重要だと分かります。
50代が証券会社を選ぶ前に確認したいこと
証券会社を決める前に、まず投資できる金額を確認しましょう。
50代では、
- 毎月の生活費
- 住宅ローン
- 税金
- 社会保険料
- 医療費
- 数年以内に必要なお金
- 老後資金
を確認してからNISAを利用することが重要です。
特に退職金を受け取った人は、退職金=すべて投資できるお金ではありません。
生活費や緊急予備資金を確保したうえで、長期間使わない余裕資金についてNISAを検討しましょう。
SBI証券と楽天証券の両方に口座を作ってもいい?

証券総合口座については、SBI証券と楽天証券の両方を開設することができます。
ただし、NISA口座でその年に新規投資できる金融機関は1つです。
そのため、
SBI証券をNISA
楽天証券を通常口座
という使い分けはできますが、同じ年に両方のNISA口座で新規買付することはできません。
NISAをどちらにするかは事前に比較して決めましょう。
50代がSBI証券を選ぶならこんな人
次の項目が多く当てはまるならSBI証券が候補です。
- 三井住友カードを利用している
- Vポイントを利用している
- 商品数を重視したい
- 将来投資の幅を広げたい
- 米国株にも興味がある
- サービスが多少多くても問題ない
50代が楽天証券を選ぶならこんな人
次の項目が多く当てはまるなら楽天証券が候補です。
- 楽天カードを利用している
- 楽天市場を利用する
- 楽天ポイントを貯めている
- 楽天ポイントを投資に使いたい
- 今の楽天サービスにまとめたい
- 分かりやすさを重視したい
SBI証券と楽天証券に関するよくある質問
Q.結局、50代ならどちらがおすすめ?
年齢だけで決める必要はありません。
三井住友カード・Vポイント中心ならSBI証券
楽天カード・楽天ポイント中心なら楽天証券
と考えると選びやすくなります。
Q.NISAの手数料が安いのはどちら?
両社ともNISAの国内株式・投資信託・対象外国株式などで手数料無料サービスを充実させています。
そのため、基本的なNISA手数料だけで大きな優劣をつける必要はありません。
Q.初心者なら楽天証券の方がいい?
楽天ユーザーなら使いやすい可能性があります。
しかしSBI証券もNISA専用サポートなどを用意しているため、初心者だから楽天証券一択というわけではありません。
Q.ポイント還元が高い方を選べばいい?
ポイントだけで決めることはおすすめしません。
最大還元率にはカード種類や利用条件があります。
自分が実際に利用するカードで受け取れる還元率を確認してください。
Q.50代からNISAでは遅くない?
必ずしも遅くありません。55歳から75歳までなら20年あります。重要なのは年齢ではなく、
投資するお金をいつ使う予定なのかです。
まとめ|SBI証券と楽天証券は「普段使っているサービス」で選ぶと分かりやすい

SBI証券と楽天証券は、どちらも50代からNISAを始める有力な候補です。
簡単に整理すると、
| こんな人 | 向いている証券会社 |
|---|---|
| 商品の選択肢を重視 | SBI証券 |
| Vポイントを利用 | SBI証券 |
| 三井住友カードを利用 | SBI証券 |
| 楽天ポイントを利用 | 楽天証券 |
| 楽天カードを利用 | 楽天証券 |
| 楽天市場をよく使う | 楽天証券 |
| 少額からNISA | どちらも候補 |
| 電話サポートも必要 | どちらも対応 |
「どちらが絶対に優れているか」ではなく、自分がどちらを長く使いやすいかで選ぶことが重要です。
50代では、NISAを10年以上利用する可能性があります。
一時的なキャンペーンやポイント還元率だけではなく、
- 普段利用するカード
- ポイント
- 投資したい商品
- サポート
- 操作のしやすさ
を比較しましょう。
そして、証券会社を決める前に、
生活費や緊急予備資金を十分確保できているか
を確認してください。
退職金や預貯金を一度にNISAへ投資するのではなく、長期間使わない余裕資金の範囲で利用することが50代の資産形成では重要です。

